2007年12月25日火曜日

夢をかなえるゾウ

書店で何度も表紙をみかけ、あっ面白そうと思ってましたが、題名が余りにも胡散臭いかったので買うのはためらってたんですけど、友人から強い勧めが背中を押してくれたので買って読みました。

一般的にゆう、自己啓発本。なんですけど、笑い、感動のストーリーで構成されているので読みやすいです。そして何よりこの本はこれから生きていく上で大切なことをたくさん教えてくれました。

私の恩師ならぬ、恩書ですね。まさしく。

自分を変えたい。こんな風に思ってる人は大勢いますよね。私もその一人です。

今の自分に嫌気が差したり、自分は世の中じゃちっぽけな存在でどうせ必要とされていないなんて考えたりすることが結構あります。

そんな自分を変えたいと、努力(自分なりに)するが、それで自分が変わったと実感できる日はそうそうこない。劇的に自分が変わった日がなかなかこないから、努力する意味にも疑問を持ちはじめ、ついには、変わるたい為に始めた努力をやめていまう。そしてまた自己嫌悪。

そんなことを繰り返してます。負のスパイラル。

この本には、この負のスパイラルを打ち切るヒントが書いてありました。

人に喜ばれることする。人がやりたくないことを進んでする。お金は人を喜ばせて手に入る。その為には、人を喜ばせる時、幸せを感じれるように自分を変化させ、自分がやっていて楽しい仕事を通して人を喜ばす。

これが、成功の秘訣。と。

ふんっしょーもな・・・所詮きれいごとだね。とお思いになる方もいるかもしれません。

でもよく考えてみてください。人はどんな時、自分が変わったり成功したとと思うのか。ということを。

例えばダイエット。あなたはなんの為にダイエットをしますか?自分のスタイルを維持する為だったり、かわいいお洋服を着るためだったりですよね??

ではでは、頑張って努力して、痩せた。体重計も証明してくれた。着たかった服も着れた。

これで自分は変わったと。少しは思えるかもしれません。でも一番自分の変化を実感できて、ダイエットやってよかったって思えるのは、誰かに(この場合好きな、好意のある人に)、その服よくにあってるね、だとか、なんか痩せた?かわいくなったと言われたときじゃないでしょうか。

つまり、他人の評価が上がった時、他人から認められた時、他人から必要とされたとき、あなたはもっとも大きい高揚感を味わうこができるですよ。

確かにダイエットは自分の為といえるかもしれません。でも他人の賞賛なしにいつまでも過酷なダイエットを続けられるのでしょうか?いや無理でしょ。人は楽な方へと流される生き物だから。でも、他人からの評価が上がれば、しんどいは楽しいに変わる。変化するんです。よしっもっと頑張ろうって。

このことを考えた時、人は自分ひとりじゃ変われない、自分を取り巻く世の中、社会があるからこそ、成長できたり、良いほうへ自分を変えたりできる。

だから、人を喜ばせたり、感動させることに楽しみを見出すのは決して綺麗ごとなんかじゃない。
人がいるから自分は幸せになれるんだ。だから人をもっと大切にしよう。

こう考えることがきますよね。

今のビジネスの基本も人を喜ばせるという命題に基づいてます。

この本を読んで、努力の仕方を変えようと思えますこの努力を活かしてどう人を喜ばせようか。
そう考えると、努力がしんどいじゃなく楽しいに変わる。
楽観的かもしれませんが、決しておかしくはないと思います。

また、他にもいろんな教えがこの本には詰まっています。

期待じゃ変われない、環境を変えて実行して初めて変われる。
自分のやりたいことをするためのすべきだ。そのためにやらなければいけないこと。
感謝で足りないを埋めること。

また靴磨きやトイレ掃除まで。でもその一つひとつにきちんと意味があります。

詳しくは本書で(笑)


今の自分に満足できていないと感じたとき、また読み返したいと思います。

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