2008年1月24日木曜日

ご飯を大盛りにするオバチャンの店は必ず繁盛する。


数々の番組を見ていても、紳助さんの頭のキレと回転の速さは舌を巻く。
そんな島田紳助さんが書いたビジネス書。
個人的にはすごく尊敬するヒトである。どうすればあんなトークができるのか、
どこかに秘密があるのかと考えていた。

その片鱗も含め、ビジネスをする上で重要な考えや、働くということについて
紳助さんの考えが詰まっている。

これは頭に入れておきたいという部分を箇条書きにして残しておきたい。

  • 紳助さんのトークや飲食店の経営の成功は、緻密な分析と努力による成果である。
才能ももちろん関係はあるだろうが、紳助さんはお笑いにおいては師匠の漫才の分析を徹底的に行い、またビジネスを始める際にも、自分のアイデアが正しいのか、成功するのかを判断する情報を集め分析し尽くしている。そのプロセスが楽しいと著書に書いていた。自分の考えが正しいということが分かる喜びかぁ。すごい。


  • 業界の常識を疑う力を持つこと。一度は自分の中で噛み砕くべし。間違っていると思えば合理的にその間違いを正し、アイデアにつなげる
世の中で本当に成功している店というのは1000件に1件くらいなもの。つまり、今存在するビジネスの殆どは失敗例なのである。その失敗例たちが作り上げた常識に従っても成功はできない。むしろ常識を疑うべきなのである。

  • 誰かになりたいというのは間違っている。オリジナルは絶対に越えられない。
そのままの意味だが、グッときた。自分は自分で、自分がなりたいようになればいい。

  • 誰かの為に動けるそんなヒトは自分のためならもっと動ける。
  • 素人はマイナスではない、経験者にはない新しさを生みだせる。
  • 興味をもつことが、すべての始まり。
  • 一度、死に物狂いになった経験を持てば、どんなことでもできる。
  • 従業員満足度の大切さ。
  • 心の付加価値。
  • お金以外の何かが、ヒトを一所懸命にさせる。
  • 目を曇らせる欲というめがねは視野を狭くする。
以上のように為になる内容盛りだくさんです。知識どうこうようよりも、働くという意味合いの中で根本的に大切な考えのように思う。よければ一読どうぞ。お勧めです。

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